インテリアグリーンとして人気の観葉植物を育てることに興味のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
部屋に緑があることで雰囲気が変わり、癒し効果があります。
今回は観葉植物の選び方から育て方までご紹介していきます!
〇選び方
■耐陰性
観葉植物の中でも耐陰性がある植物もあり、日当たりが悪い部屋でも育てることができます。光が入る部屋でも育てることができるので、頻繁に日光に当てなくても育ちます。
耐陰性のある観葉植物例
パキラ・ポトス・モンステラ・サンスベリアなど
■乾燥に強い
忙しい中でも観葉植物を育てたい方にオススメなのは、乾燥に強く水やりの頻度が高くない植物です。初心者の方にも育てやすい植物です。
乾燥に強い観葉植物例
サンスベリア、パキラ、カポック、モンステラ、ペペロミオイデス、など
■その他
・ガジュマルは生命力が強く、水やりの頻度を覚えれば育て方は簡単です。幹が独特な形をしているため、インテリアグリーンに人気な植物の一つです。
・オリーブは乾燥に強く育てやすい植物です。「オリーブグリーン」と呼ばれる光沢のある葉が遠くから見ると銀色に輝き、周囲を明るく照らしてくれます。
〇育て方
■水やり
植物を育てる上で大切なのが水やりです。毎日行うのではなく植物には乾燥状態も必要なので、水やりをするタイミングは「土が乾いたら」です。乾燥に弱い種類や逆に乾燥に強い種類もなど様々な植物があるので、その植物に適した水やりをしましょう。
観葉植物の基本的な水やりは、水をあげる量は「鉢の底から溢れる程度」です。水をあげすぎてしまったり、受け皿の水をそのままにしてしまうと枯れてしまったり根腐れの原因になりますので、水やりの際には小まめに水を捨てましょう。
水やりは「土が乾いたら、鉢の底から溢れる程度」で行いましょう
■置き場
日光を浴びることもとても大切で、午前中の日差しを直接浴びることが理想です。季節ごとや種類ごとに異なりますので、場所を移動させながら日差しを当てましょう。
春:積極的に日光に当てて育てる。
夏:葉焼けしてしまうので、カーテン越しか半日陰で明るい光を当てましょう。
秋:しっかりと日光に当てて、冬への準備で健康状態を整えましょう。
冬:基本的に寒さに弱いので、日当たりがよく暖かい室内で育てましょう。
湿度や気温も観葉植物にとって大切です。多くの観葉植物は熱帯地域原産で高温多湿を好みます。
最適な湿度は50度〜60度と言われています。
最適な室温は10〜25℃と言われています。
■肥料
観葉植物も肥料を与える必要があります。特に鉢植えで育てている場合は水と一緒に栄養分が流れて行ってしまうので、定期的に肥料を与えましょう!
肥料を与える時期は種類にもよりますが、基本的に生育が活発になり栄養が必要な5〜9月です。
休眠時期の冬に与えてしまうと栄養過多になり弱らせてしまう可能性があります。
観葉植物の肥料に必要な成分は「窒素」「リン酸」「カリウム」の3つです。
窒素:葉や茎の成長
リン酸:花や実の成長
カリウム:根や茎の成長
成分にはそれぞれの役割があります!
また、形状にもそれぞれ特徴がありますので、種類や必要な用途に合わせて活用していきましょう!
■植え替え
鉢植えで育てている観葉植物は、1〜2年程で根が鉢の中でいっぱいになり根詰まりを起こしてしまうため、植え替えが必要です。根詰まりの他にも土の中の最適な状態が劣化したり土の養分が流れ出てしまいます。そのため植え替えをして土を新しくしたり、鉢を大きくしましょう。
時期は5〜9月の間がオススメです。
植え替えの目安
・鉢の底穴から根が出ている
・水の染み込みが悪い
・葉色が悪い
・鉢植えがよく倒れる
こんな症状がでてきたら植え替えをしましょう!
〇育て方の注意点
■購入後の対処法
観葉植物を購入したら、すぐに日向などの明るい場所ではなく、最初は明るい日陰などの場所に置いておきましょう。
暗い箱などで運んできた場合、いきなり日当たりのいい場所に置いてしまうと、日光を光合成することができず葉焼けしてしまったり、葉を落とすことがあるなど、急激に環境が変わると弱ってしまうことがあります。
そのため1週間ほどは明るい日陰に置いて、徐々に環境に慣らしてから本来置きたい場所に置きましょう。
■ポットか鉢で購入したら
店頭で購入した際の観葉植物は、ペラペラのやわらかいポットに入っているか、鉢に植えてあるかの2通りあります。
鉢に入っている場合はそのまま次回の植え替えまで育てることができます。
ポットに入っている場合は、購入した年の生育期間中に植え替えをしましょう!ポットのまま育ててしまうと、通気性が悪かったり、土が少なく根が伸びるスペースがないため枯れてしまうことがあります。
のびのび育つことができるように環境を整えてあげましょう。
■観葉植物に元気がなくなったら
葉っぱに元気がなかったり色が悪くなってしまったり、害虫や病気などの症状があった場合は、対処法を調べて育てていきましょう!
〇カウンター・造作棚の設置
お部屋の中にインテリアグリーンを置いて育てるための棚を設置しませんか?
インテリアグリーンだけでなく、本や小物も置くことができるため、欲しいところに設置すればとても便利です!
棚は壁の中の柱に固定をしていくため、希望の位置や長さを設置できない可能性があります。
下地チェッカーを使ってどこに設置ができるのか、確認してみましょう!
またNO.82の会報誌や以前の記事で自分でできる棚の設置方法についてご紹介しているので、そちらもぜひご確認ください!
自分でやるのは少し不安という方は、LOHASstudioやHandymanでも施工を行っていますので、お気軽にお問合せください!
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