毎日使う場所だからこそ、使い勝手や機能性を重視したい。でもやっぱりデザイン性も捨てられない。オープンキッチンには憧れるけど、生活感が出てしまうのも避けたい。こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
リフォーム・リノベーションの時だけではなく、常日頃から何かと悩みが尽きない「キッチン」をはじめとする「水まわり」について、今回はLOHAS studio Design Contest 2017最優秀賞受賞のO様にお話を伺いました。
O様のリフォームストーリーはこちら
>>>郊外の戸建から都心のマンションへ~適材適所の収納と自然素材でぬくもりをプラス~【デザインコンテスト2017最優秀賞】
機能的であることが第一!
機能的であることが大好きという奥様が「とにかく使い心地が抜群!」とおすすめのキッチン。
水洗とコンロの間に設けた食洗機のすぐ向かいが食器棚になっているので、[洗う⇒しまう⇒使う]が一歩の移動で完結します。
ついつい家電類を並べてしまいがちな背面収納(カップボード)ですが、生活感を出さないためにも必要最低限に。日常使いの家電類はパントリーにまとめました。
最低限の間取り変更でパントリーを増設
元々の間取りを気に入って購入されたこちらの物件は、リフォームに伴う間取り変更はほとんど行いませんでした。唯一、キッチンに面する和室側にとても広い収納スペースがあったことがきっかけとなり、そのスペースを活かす形でパントリーを増設しました。
パントリー内には左右の固定棚に加えて、正面に可動棚を設けることで、空間を無駄なく利用できる工夫がされています。忘れがちなゴミ箱置き場まできっちり考えられています。
炊飯器やホームベーカリーが置かれている棚は、スライド式で前に出せる可動棚になっているので、棚の中に蒸気がこもる心配もありません。
お気に入りのタイルをあしらって、オリジナリティをプラス
O様が採用されたのはLIXILのシステムキッチン。
シンクの前をやや高めに仕切りを立ち上げることで、手元を隠すとともに、内側には調味料などが置けるスペースを確保しています。また、タイルをコンロ前の壁面にもあしらい、つながりを持たせています。
「キッチンには毎日立ちますし、そこが殺風景でなく、かわいいなって思うと楽しい気分になれるので、心持ちは全然違うと思います。カウンターテーブルの脇に作っていただいたニッチも、季節のディスプレイを楽しむことができて気に入っています。」とO様。
使えるものはそのまま使ってコスト削減
ホテルライクな洗面台も鏡はもともとついていたものを利用。
下台のみ交換をし、壁面にタイルをあしらうことでオリジナリティを出しました。
朝、複数名で洗面台を使っても、たっぷりゆとりがあるところが魅力です。
リフォームを機に片付けやすい環境に
建売の戸建を経験され、くつろげる雰囲気の家を保つためにも片付けたいという気持ちから、色々な収納グッズなどを駆使してきたというO様。
戸建からマンションへという物量の多さからも心配はありましたが、適材適所の収納で、常にスッキリと片付いた環境が整えられています。
家族みんなが自然と片付けられる環境づくりを大切なポイントに置きながら、リフォームを機に、今までの住まいで気になってきた部分を一気に解消。家族みんなが片付けやすい環境づくりにつながりました。
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