四季がある日本では、季節ごとに季節のインテリアを取り入れる楽しみがありますね。
季節に合わせたインテリアを選ぶことで、不快な季節も快適に過ごすことができます。
今回は特に暑い夏に合わせたコーディネートや工夫で、毎日の暮らしが楽しくなるような、住まいを快適にする3ステップをお伝えいたします。
▲効果的にブルーを取り入れた事例。
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【ステップ1】 素材・色を取り入れる
季節に合わせたインテリアを取り入れることで、見た目に涼しさを感じることができます。
夏は特に涼しさ・爽やかさを感じる寒色系の色をお勧めいたします。
●季節のインテリアを取り入れやすい場所
スペースが限られていて、 毎日使う場所がおススメです。
例えば・・・玄関、リビング、トイレ、寝室、洗面 など・・・
これらに共通することは、「ほっ」と一息つけて、「パッ」と目がいくところですね。
▲季節ごとに飾る植物をかえるだけでも印象が変わります。
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●夏を感じる素材
簾(すだれ)や竹などの定番素材に加え、麻、水、ガラス、磁器、貝、砂(白系)など、いろいろありますね!
忘れがちなのが、ベランダなど窓の外や屋外を彩ること!
外で過ごす時間も増える季節。少し植物があるだけでも、涼しさが変わってきます。
室内に観葉植物を置くだけでも見た目に涼しく感じられます。
意外と古材も、海を連想させ、夏らしさの演出に一役買ってくれるのでオススメです。
お洋服の衣替えと合わせて、クッションやカーテン、ラグを取り換えるだけでも印象が変わります!
▲サラッとした素材のブルーのラグだけで、一気に夏仕様!
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【ステップ2】 夏を感じるアイテムを見直す
夏と言えば思い浮かぶようなアイテム、たくさんありますね。
なんとなく使っているものを見直すだけで、お部屋の雰囲気が変わりますよ。
代表的なものをいくつかご紹介します。
●窓辺を彩るアイテム
代表的なものは風鈴ですね。お部屋のテイストに合わせて、素材を選びましょう。
風鈴はちょっと・・・という方は、ウインドウチャームやサンキャッチャーがおススメです。
>>>暖炉が素敵なお家でステンドグラス風ウインドウチャームづくり
●風を感じるアイテム
素敵なお部屋に、ドカッと扇風機を置くのは気が引けるものですよね。
今ではおしゃれなデザインの扇風機も増えて来ていますので、買い替えを検討されている際は、ぜひチェックしてみてくださいね!
●陽を遮るアイテム
お部屋の温度上昇を抑えるには、まず窓の外で陽の光をシャットアウトすることが大切。
とはいえ、すだれやよしずで、残念なことになっていませんか・・・?
グリーンカーテンとよしず、やっていることは同じ日を遮ることですが、実は表面温度はグリーンカーテンの方が圧倒的に低いんです!光を浴びたグリーンは、本当に美しいですよね。
すだれは劣化も気になるし、見た目もいまいち・・・
かといってグリーンカーテンを枯らさずに育てる自信はない・・・
という方にお勧めなのが、「passiv blind®(パッシブブラインド)」です。
夏は日差しを室内に入る前に遮ることで、室内温度の上昇を防ぎ冷房効果を高め、
冬は太陽光を効果的に取り込み室内の空気を暖め、暖房効率を上げることができる優れものですよ!
【ステップ3】 室内の温度を変える工夫をする
「室内の温度を変える」と聞くと、「エアコンの設定温度を下げること」と思いますよね。
私たちはできる限りエネルギーを使わない、最低限のエネルギーで心地よく暮らせる、燃費のいい家づくりをおススメしています。まずはお家の中で一番熱の出入り(温度の上昇)が激しいところから変えていきましょう!
▲ドドーンと大開口の窓が素敵なお家。
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窓が大きいと明るくて風通しがいいのですが、窓はガラス部分の熱伝導率(熱を伝える量)が高く、実は壁や屋根などより、一番熱の出入りが激しいところです。
夏は外から熱(主に太陽光と暖められた空気)が入っていくるのは窓です。
つまり室内の暑さ、寒さ対策には、まず、窓を見直すことが大切になってきます!
一番のおススメはヨーロッパ規格で設計された「passiv window(パッシブウインドウ)」
ですが・・・
窓ごと変えるのは時間がかかる!
外壁も傷めるから工事の金額的にもなかなか踏み込めない!
そんな時の強い味方が「インナーサッシ」です。
今ある窓の上から取り付けるので、間にできた空気層のおかげで、
①断熱効果
②防露効果
③防音効果
が期待できます。
また、窓辺の工夫に加え、床を合板フローリングから無垢床に、壁は調湿性のあるクロスか珪藻土に変えるだけで、体感温度や、不快に感じてしまう湿気を極力減らすことができます。
他にも遮熱やUVカットなど、機能に優れたカーテンや、明かりを取り込み空気を含んだハニカムブラインド、外にはブラインドやオーニング、グリーンカーテンを採用すれば、夏の暑さ対策はバッチリです。
住まい=「人」が「主」役と書きます!
家族で日々の暮らしをたのしむために「住まい」を見つめなおしてみませんか?
毎年おとずれる夏、できるところからご自宅に「涼」を呼び込んでみましょう!