みなさん、「室内窓」ってご存知ですか?
窓とは、部屋の中と外をつなぐためについているものがほとんどですよね。
今回お伝えする「室内窓」とは、空間を間仕切る壁に設置して、室内と室内をつなぐためにつける窓のことです。
最近は部屋を細かく仕切る間取りから、オープンな空間にリノベーションしたい!とご要望をいただくことが増えてきました。オープンな空間の中にも多少の間仕切りが欲しいと感じたり、個室としての機能を持たせたり、開放的な印象を保ちながら、上手に空間を仕切るために、室内窓の機能性とデザイン性が注目されています!
通風や採光を目的とした室内窓は、天井近くにこっそりと設けられることが多いですが、部屋のアクセントとしても一役買うことができる、デザイン性の高い室内窓があるんです。
今回はそんな室内窓の好例を4件ご紹介します。
玄関とリビングをつなぐ
最近の流行りはもっぱらアイアンフレーム。
そんな無骨なフレームと白いレンガ調のタイルを組み合わせることでまるでインテリアショップのようなオシャレな雰囲気に。
室内窓を上部に設置することで、丸見えではなくほどよく人の気配を感じることができます。
また、玄関まで光が差し込み、視界が抜けることで広く見える効果もあります。
玄関とリビングをほどよく遮る
さて、今度は先程とはまた少し違った使い方です。
玄関とリビングの間にあるところまでは同じですが、こちらはパーテーションとして利用しています。玄関からリビングが丸見えになることを防ぎ、光や風は遮らないように程よく空間を分けています。
また、入口側の壁をブルックリン風のレンガ調タイルを採用することで、アイアンフレームの無骨さがより強調されるデザインとなっています。
リビングと子供部屋をつなぐ
雰囲気がガラッと変わって、こちらはアンティーク風。
表面にゆるやかな凹凸のあるレトロな風合いのガラスもお施主様のこだわりです。
リビングと子供部屋をつなぎ、いつでもお子さんの気配を感じることができます。
パントリーに設置する
こちらは上部が開閉できるタイプです。
お施主様こだわりのアイアンフレームが空間をぐっと引き締めています。
デザイン性はもちろん機能面でも優れていて、パントリー内に通風と採光をもたらしてくれます!
室内窓のメリットまとめ
いかがでしたか?
室内窓のメリットには下記などが挙げられます。
・デザイン性
・光を取り込み明るい空間になる
・空間をほどよく仕切ることができる
・広く見える視覚効果が期待できる
・開閉ができるものは通風も確保できる
ぜひ、お好みのデザインの室内窓を取り入れてみてはいかがでしょうか