【プロに学ぶ整理収納術:子どもが自然と片付けるようになる!子ども部屋の収納づくりのコツ】では、子ども自身が自然と片付けるようになるコツについてご紹介しています。
step①はこちらから>>>「整理」「収納」「整頓」を正しく理解しよう
「片付けができる子」がゴールなの?
片付けは人間性を養い、豊かな人生を歩むための手段です。
片付けができ、うまく生活サイクルが回るようになると、学校の準備や宿題がすぐに済むようになります。
そうすると他の勉強や習い事、遊びなどにエネルギーを使う習慣が身につき、できることが増えていくことで「できた!」と自信を感じられるようになり、自己効力感が養われます。
また、親はそのような習慣が身に付いた子どもを信頼し、子どもが自分のペースで行動することを見守れるようになり、子どもの自己肯定感が養われます。
step②まずは土台づくりから
生活サイクルが回りにくくなる根本の理由は「整理」ができていないこと。
使ったものを定位置に戻す「収納」ができていない事で、動作である「整頓」も上手くいかず、生活サイクルが乱れるのです。
「どこに収納したらよいか決まっておらずに、空いているところに詰め込んでいる」このようなことに思い当たる節はありませんか?
まずは親子で土台を見直してみましょう。
教えてくれた先生は
岸間 江美(きしま・えみ)
整理収納アドバイザー1級
親・子の片付けインストラクター2級
エニアグラムお片付け士Rアンバサダー
クローゼットマスター
小学生の頃から教室の先生の机の上のプリントや文房具をきれいに整頓するお片付け好き。大学卒業後、国際線のCAに。お客様の前に出るより、食事の準備や片付け等裏方の業務にやりがいを感じる。その後、二人の子どもに恵まれ、インテリアの仕事をしたのをきっかけに「暮らしがうまくいく家とは」という問いを極めていきたいと思い、理論に基づいた整理収納を学ぶために、アドバイザ ーの資格を取得。片手で片づく暮らしをモットーにどこに何を置いて何から手をつければよいかなど体の負担が少なく簡単に片づく仕組みを作るのが得意。