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暮らし

世界で通じる〝BONSAI〟暮らしに寄り添う盆栽から日本伝統を知るきっかけに

平安時代や鎌倉時代にかけて中国から日本へ渡ってきた盆栽。日本の美的感覚をもって独自のスタイルを確立し、世界共通言語「BONSAI」と呼ばれるように。

日本の文化の一つでもある盆栽は、実はお手軽に楽しめることはご存知ですか?
その楽しみ方と魅力を、盆栽ワークショップ講師 飯村さんに伺いました!
 

ひとつの鉢に集約された技と芸術





江戸時代から代々受け継がれ、飯村さんは5代目園主。伝統盆栽を極めていく「喜楽園」と親しみやすい視点からの「はちす葉BONSAI《喜楽園》」という屋号を設けて活動されています。

現在は盆栽に絞ってますが、昔はあまり目にしない珍しい木を取り扱っていたようです。先代は変わった木をみつけるのが上手かったんでしょうね。厳しい世界でもあるので年々少なくなってきましたが、当時はお弟子さんが技術修行として県外の遠方から喜楽園まで住み込みに来ていたそうです。

盆栽は、鉢の中で自然の美しさを楽しむこと。小さな世界を表現する「生きる芸術」とも言われています。

盆栽家は例えると外科手術のようなことをやるんですよ。木の成長を先に見越して枝の位置を移植したり、不要だと思う葉をカットするなど、長い年月をかけ自分の感性で形を整えていきます。そこには盆栽家の巧な技と世界観が表現され、作品がお客様の感性と一致したときは盆栽家冥利に尽きますね。

 

盆栽も種から育った植物の一つ



美術館やメディアで目にする盆栽は、敷居が高く感じるかもしれません。ですが、元を辿れば種から育った植物。昔は山に種木を採りにいくほど身近だったんです。
育て方もいたってシンプル。基本は、お水さえたっぷりあげれば素直にすくすく成長します。もしかしたら、切り花を何度も買い替えるよりリーズナブルでお手軽かもしれません。

毎日お水をあげていると、昨日までなかった小さな変化にふと気づいたときとても癒されるんです。育てる過程の時間があるからこそ、より愛着が沸いてくるものです。新緑・紅葉・花・実など季節の移ろいがお部屋で味わえるのが盆栽の魅力だと思います。お花と同じ目線で盆栽もみていただきたいですね。


どのシーンでも寛容に馴染む



人と同じく年齢を重ねていくと、風格や美しさが増していきます。音楽ライブや空間演出のオブジェとして飾ることも。古株の盆栽を一つ置くと、長年生きた盆栽の自負と生命力が広がるんです。その場に凛とたたずむ姿は、前に出過ぎず中立に、ライトを浴びた役者と同じようにどのシーンでも表情を変えて馴染んでいきます。

生きている植物のエネルギーは人や場の空気も心地よくしてくれるので、お手持ちの盆栽がありましたら「盆栽=和」にとらわれず、インテリアやアートとしてお好きな空間に飾ってみてください。


気持ちを添えて贈るBONSAI

先日、初めての試みでしたがレセプションパーティーのノベルティーとしてミニ盆栽のご依頼がありました。ご来場のお客様も喜んでいただけたと仰ってくださいました。
伝統盆栽も「難しい・高い」イメージのままですと時代に埋もれてしまう危機感もありますが、こんな風に新たな発想で大切な方へ気持ちを届けるギフトとして盆栽を選んでくださるのは嬉しく思います。

今では世界共通言語となった「BONSAI」。
神秘的なアート作品としてヨーロッパやアジアなど海外の愛好家も喜楽園にいらっしゃいます。「盆栽 喜楽園」の看板はお堅い場所かと躊躇してしまうかもしれませんが、ご連絡いただければ見学やご要望に合わせた盆栽もお作りいただけます。"手作り盆栽"は一味違ったサプライズギフトにぴったりだと思います。
もっと気軽に年代問わず立ち寄れる、街のお花屋さんのような存在でありたいですね。


※育て方の説明が書かれたショップカード。
思い出が色褪せない盆栽ギフトはおすすめです♪

 

唯一無二、直感でつくる楽しさ

現代のお子さんは習い事もあり忙しい。昔に比べたら自然にあるもので遊ぶ機会も減っているかもしれません。生きた植物に針金を巻いて形を動かす盆栽は、とてもユニークだと思うんです。工作の授業と同じで、お子様も夢中になって作ってくれます。

伝統盆栽は決まりもありますが、自ら作る盆栽は、自由に魅せる遊び心もあって良いと思うんです。そうやって鉢や木、すべて感覚に任せカスタマイズできるのが盆栽の醍醐味なので。土と緑に触れる楽しい時間を通して、伝統盆栽を知るきっかけに繋がってくれたら本望です。ワークショップにご参加されるときは、ぜひ常識にとらわれずお好きなように"マイ盆栽"を作ってください!

「日本の文化は?」と質問されたとき、お寿司・アニメだけでなく「盆栽-BONSAI-!!」と、世界中で名前があがるような未来がきたら素敵ですね。

 

盆栽のお手入れ方法



・基本は屋外で、室内では陽当たりの良い場所が好みます(苔は直射日光注意!)
・3日に1度ほど屋外で日光浴させてください
・水やりは1日1~2回。鉢底穴から水が流れるくらいたっぷりと。

すくすく成長してきたら
小ぶりのサイズは2~3年経つと、根が渦巻状になり「根詰り」してきます。割りばしなどで根をほぐしながらカットし、3分の1程度残して植替えてあげます。土は赤玉土が基本。すると新たな根が生え、水を吸いやすくなりよく育っていきます。

植替えが心配でしたら、喜楽園さんまで持参すればお手伝いしてくれますよ!






「盆栽 喜楽園」飯村さん プロフィール
江戸時代から川口市赤山地区で「盆栽 喜楽園」を営む5代目。「お散歩がら緑を楽しみに来園してくださいね!」と飯村ご夫妻。樹齢何百年という歴史ある盆栽を間近で見れるのは贅沢なこと!
盆栽のお手入れ方法のご相談も気軽に承ってくれます。

盆栽 喜楽園 《Bonsai Kirakuen》
Facebook:https://www.facebook.com/kirakuen.hachisuha/

 

盆栽ワークショップ開催します!

私だけの盆栽だからこそ、愛着もあり成長の変化に癒されますよ。
お花を飾るように、季節の移ろいを感じる盆栽を手作りしませんか?
お子様もご参加いただける内容をご用意してます◎

【開催店舗】
・7/30(月)LOHAS studio 錦糸町店
・8/6(月)LOHAS studio 所沢店
・8/9(木)LOHAS studio 大宮店

【時間】10:30~12:30
【参加費】①箱庭BONSAI−hitsuji- ¥3,500- / ②インテリア盆栽 ¥1,800-
 


①箱庭BONSAI−hitsuji- 
新緑、紅葉と四季を楽しめるメギ(目木)。針金でカタチをくせづけ、世界に一つだけの箱庭をつくります。
素材:メギ、苔、大谷石、鉢、ミニチュアひつじ等
大きさ:高さ約30cm、幅約30cm ※植物含め


②インテリア盆栽
ケヤキよりも小ぶりなニレケヤキ。盆栽用のハサミで葉を整え、鉢に植え替えます。小さなお子様でもつくれる、手のひらサイズの盆栽です。

素材:ニレケヤキ、苔、土、鉢等
大きさ:高さ約16cm、幅約8cm ※植物含め


日本最高峰、国風盆栽展に行ってみよう!

海外からの来場者も多く、日本で最古の歴史と格調高い「国風盆栽展」。
全国の盆栽愛好家が出品を目指す憧れの舞台で、国内の優れた盆栽が集結!
毎年2月に東京都美術館で開催されます。入場料/¥1,000

日本盆栽協会HP:https://bonsai-kyokai.or.jp/event.html

 

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