悩みが尽きないご自宅の整理収納、いつも一人で家中の片付けをやっているなんて方も多いのではないでしょうか?
今回は、家族全員で取り組むお片付けの3つのポイントについて、Makanaco中谷先生にアドバイスを頂きます。
合言葉は「小さな事からコツコツと」少しづつ家族の協力を得て「片付いたお家」を目指して行きましょう。
❶ 家族へ提案をしてみましょう
「片付け」を行う事に関して家族に提案をしてみましょう。気軽に「片付け」に参加してもらう為には「問題が何なのか?」「どのようになったら理想か」家族の考えをまず聞いてみましょう。例えば「最近忙しくてなかなかリビングが片付かないわね。どうしたら、片付けができると思う?」など、家族全員が集まる食事の際などに、気軽に話題にしてみましょう。
❷ 実行する日にちを決めましょう
「急に今日と言われても友達と約束があるし...」など、家族の予定を考えずに実行に移してしまうと、協力を得られなかったり、お片付け事態が億劫なものになりかねません。ここで重要になるのが、出来るだけ家族全が参加できる日を選び予定を立てることです。「今週末の土日」や「〇〇日の〇曜日など」具体的にいつ何日間で実行するのか決めましょう!
❸ マインドマップに問題点を書き出す
「どこをどのように片づけたいのか」を明確にするために、片付けたい場所、ずっと気になっている場所など、思いついた箇所をまず紙に書き出してみましょう。更に放射状に線を伸ばし、問題を細分化していきましょう。
<マインドマップとは>
頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで「見える化」し、頭の中の整理や発想をしやすくするもの。
❹ マインドマップを元に「どこをどう片付けるか」家族それぞれの目標を明確にし、計画表を作成しましょう
片付け始めれば、いろいろな箇所が気になり出すものです。まずは、大きな目標ではなく「全員で利用するリビングのテレビ回りだけを片付ける」など小さな目標を立てて実行するようにしましょう。
教えてくれた先生は
整理収納プランナー
中谷 亜古(なかたに・あこ)
整理収納アドバイザー1級(最高ランク・CCSゴールド)
企業内整理収納アドバイザー
ファイリングデザイナー
クローゼットマスター
大学卒業後、社会人1年目で結婚を機に専業主婦に。自分は何をしたいのか?という自問自答の中で2人の子育てをしながら、生きるために一番必要な力はこれだ!と確信して2010年から整理収納サービス業の仕事に夢中になる。片付けの本当の魅力をプロフェッショナルな技術で提供したい!という強い想いでmakanacoを設立。大手企業社員研修、TV番組などの監修オンライン記事配信など、多数メディアでも好評。
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