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リフォーム

本格的な寒さがやってくる前に知りたい「冬のお悩み3つ徹底解剖」

寒くなってくると、朝起きるのが辛いですね。
布団からでる前に暖房で部屋を暖めてから、やっと起き上がれたり、帰宅後、暖房をつけて部屋が暖まるまでのほんの数分の間でも、つい暖房の前で待ち構えてしまいます。

寒さは動きを鈍くしますね。

さて、冷たい空気を”時間をかけて”暖かくするのではなく、そもそも冷たい空気にならなければ問題は解決すると思いませんか?

冷たい空気にしないとはどういうことなのか、住宅性能の判断基準でもある「断熱性能」や「気密性能」についてお話したいと思います。

断熱性、気密性が高い住宅は、冬の住まいを快適にするからです。

「断熱性能」や「気密性能」は、それぞれQ値、K値、C値と呼ばれ住宅の性能を数値化することで基準を定めています。

なんだか難しいことのように感じますが原理を理解すれば難しいことではありません。
ずっと住み続ける大切な家ですから、快適に暮らすため抑えておきたいポイントですね。
冬の住宅に大切な断熱と、同様に大切な気密性や結露についてもご紹介していきます。

 

まずはじめに

日本の住宅は昔から、夏を過ごしやすくするように風通しを良くすることを考えられてきましたが、風通しが良いが故に冬には隙間風が通り、大きな窓からは冷気が入り込み、足元は寒く、温まるために入るお風呂もすぐに冷えてしまうという日本住宅独特のデメリットを生んでしまっていました。

なので最近のマンションや戸建住宅では断熱性や気密性が考慮され、隙間風が通るということはほとんどありませんね。逆に、きちんと通気・換気ができるよう換気計画に乗っ取ってプランがなされています。

特にマンションでは、気密性が高すぎて玄関のドアが重くなってしまうケースもとても多いのです。
(※その場合は稼働している換気扇などを止めて、室内の負圧を緩めてあげると良いですよ。)

”古い家は寒い”なんて良く聞きますが、断熱性能を高めること、気密性を高めることを諦めてはいけません。例えばリフォームでも、性能を高めることは可能なのです。

 

断熱(だんねつ)について

断熱とは、室内の熱を逃がさぬように外壁・屋根・床・窓など外部と内部の間について、熱を伝わりにくくすることを指します。

断熱性を高めると家の保温性が高まり、そのことにより少ないエネルギーでも室内の温度が高まり、またその室温を維持しやすくしてくれます。

あくまで熱の行き来を遮断することを指していますので、それ自体に熱を発生させる効果はありません。
保温性の高い水筒やお弁当箱は中身が冷めにくいことからもイメージはしやすいですね。

住空間をぐるりと囲む床・壁・天井の6面に施せば、断熱性を高めるだけでなく、遮音効果も期待できます。

 

気密(きみつ)について

気密とは密閉して気体の流通を防げ、気圧の変化の影響を受けないようにすることです。
先にあげたマンションの例のように、気密性を高めることは住宅で必ず考えられることの一つです。

気密性が高いということは、隙間が少なくきっちり詰まっているということです。
気密性が低いということは、隙間だらけでスカスカな状態ということです。

せっかく温めた空気も、中身がスカスカな壁に囲まれていたら逃げていってしまいますね。
断熱と同様に大切な要素のひとつです。

素晴らしい建材を選択しても、スカスカな施工をしてしまえば台無しになってしまうのです。

 

カビの繁殖、住宅の内部を腐らせる結露

温かい室内に冷えたグラスを持ってくると表面に水滴が発生します。
これが結露です。空気中で含みきれなくなった水蒸気が水分として発生するのですが、つまり温度差がない限り結露が生まれることはありません。


外と室内の温度差が激しい窓際などでも良く発生します。
この結露が木部を腐らせ住宅を痛めてしまう原因になります。
窓の結露が気になる方は高断熱サッシやインナーサッシをおすすめします。
窓の結露対策!自分で出来る対策とリフォームで叶う結露知らずの冬

また、気づきづらい部分なだけに恐いですが、壁内部で結露が起こり、知らぬ間に腐敗していたなんてこともあります。

シート状の断熱材で起こってしまう施工不良が要因の一つですが、もちろんそれだけではありません。
高温多湿な日本では湿気対策も重要です。

 

断熱性・気密性・調湿性がポイント

冬のお悩み3つを解決するのは断熱性気密性調湿性が大切だと理解できます。
断熱材選び、施工方法の重要なポイントと言えそうですね。
さて、様々な断熱材が普及しており、用途によって適した断熱材があるのですが、住宅において特におすすめしているのは、セルロースファイバーです。

詳しくはこちら>>

おすすめする理由として、まず地球環境に優しい素材であることが挙げられます。

もちろん人体にも優しい安全な素材です。
日本ではあまり認知度はありませんが、欧米では古くから用いられる断熱材で、現在でも高いシェアを占めています。(左:アメリカの断熱材市場シェア、右:日本の断熱材市場シェア)

詳しくはこちら>>

セルロースファイバーは天然の木質繊維です。
木の繊維はたくさんの空気の粒が含まれておりこれが非常に高い断熱性を生み出します。
本物の木がもつ温かさはみなさん実感したことがあるかと思います。
加えて製造エネルギーが低いことも地球に優しいポイントです。

次に気密性についてです。
セルロースファイバーはグラスウールや発泡プラスチックボードと違い、繊維状のものを充填することでスキマなく断熱をすることができます。
シート状の断熱材では偏ってしまいがちな上部や、コーナー部分やスイッチの近くなどの細かな部分にも
ムラなくキレイに充填することができるため、全体を包み込むことができ、気密性の高い断熱が実現できるのです。

結露を生じにくくさせる理由も、気密性が高いこと、木質繊維であることがポイントです。
隙間なくキッチリ詰まった断熱層では温度差が生まれることはなく、温度差が無いので温かい空気と冷たい空気の行き来もありません。

また、セルロース自体が透湿性、吸放湿性を備えており、結露を発生させにくい素材です。
羊毛断熱もセルロース同様に結露を生じにくく、断熱性の高い断熱ですね。
もちろん植物性か動物性かで違う部分はありますが、製造エネルギーの小さいことも同じ位、地球環境に優しいといえます。

木質系なら燃えやすいのでは?と思った方、納得の動画も公開中です。驚くことに、燃えないのです。

木質繊維セルロースが気になる方は、目で見て触れて体感していただくのが一番です。
体感キットのご用意がある、LOHAS studio各店に是非お越しくださいね。

さて、ここまで冬の寒さに対抗する住宅性能についてお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

暖房機器をガンガン稼働させ光熱費をドンドンかけるより、はるかに環境にも家計にも優しいことがわかってきましたね。

住宅の性能自体をあげることは安いことではありませんが、今後、何十年も住む家ならば快適にしておくにこしたことはありません。住宅が快適になれば、暮らしも快適になります。

安価にできる、窓や建具などから取り入れてみても違いを体感できますよ。

さらなるハイスペック住宅に興味のある方は、GOOD DESIGN賞を受賞した、passiv designもチェックしてみてくださいね。

快適な住宅で冬を過ごしやすくしていきましょう。

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