5/13(日)母の日に越谷駅前広場で開催されるマルシェ「Acha Acha(アチャアチャ)vol.4」。
本年で4回目を迎えるテーマは、”しあわせのたねを見つけるマルシェ”。
二児の母でもある主催者 小菅祐加さんにお話を伺いました!
始まりは震災の年
夫婦ともに縁がない越谷での子育て。子どもを通じて知り合ったママ達の「人となり」を知りたくて、賑やかなのが大好きな性格もあり家に招いてよく話をしていました。
その中で、「今度はパン作りをみんなでやろう!」とか、個々の得意分野を活かしたワークショップをやるようになりました。
そこから、暮らしのエッセンスになることをシェアして楽しく子育てしよう!と、「Ku-life talkin’ café(空ーライフトーキングカフェ)」と名付けて自宅から場づくりが始まります。
忘れられない2011年、震災前のことです。
まもなくして震災があり、あの混乱の中、子ども達を守ろうと広まった外の地域活動へ参加していったのが今に至るきっかけです。
おいしい・楽しい・うれしいを出発点に
自然な暮らし・食・子育てというのをもっと広く発信していける方法はないだろうか?と考え始めたときに、有機農家さんとの交流会をやって欲しいとお話をいただいたんです。
そこで関わった有機農家さんの厳しい現状や生活を垣間見て、本来命を繋ぐために最も大事な農業をしている人達を放っておけないと感じました。
そこで、人と自然との多様性の中で、地域のひと、コト、モノが繋がっていくきっかけをつくる「しあわせのたねプロジェクト」をママ達で立ち上げることになります。
活動をして行く中で、子供や自分の為にも添加物や農薬は少ない方が良いとは分かっていても、様々な理由から良いと思うものを選択できない人もいます。
それなら「おいしい・楽しい・うれしい」を出発点に、私たちの想いを伝えるためのイベントを開催しようと考えました。
地域のハブとして
町に点在している「いいね!」を集めてまるごとマルシェにしたのがAcha Acha(アチャアチャ)です。
私達が大切にしていることは「オープン」で「ニュートラル」であること。
地域のハブとして、どんな組織とも繋がっていきます。
地域イベントの開催は自分の力だけでは到底無理。
どうやって多くの人を巻き込んでいくかが大事です。「お金でないもので人を動かし繋いでいくこと」実はこれが地域循環や持続可能な暮らしには大切なことです。
私たちが考える「自分たちの暮らしやすい町」をAcha Achaでは感じてもらえたらと思います。
Acha Achaに集まる人やお店の情報をマップにまとめた「ロハまっぷ」。
いつでもどこでも気軽に渡せてもっとたくさんの人に広められるようにと会場や越谷近隣の店舗に設置されている。
「いいね!」で町をつくる
インドで「いいね!」を意味する「アッチャー」を重ねたアチャアチャ。
会場は私達が目指す「まち」そのもの。
未来を築く子供達の世界を中心に、フード・クラフト・音楽・体験と五感を使ってどの世代も楽しめるマルシェです。
本年で4回目を迎えるAcha Acha(アチャアチャ)は、越谷駅前広場と商業施設ツインシティ2階と合わせてこだわりある56店舗が出展します。
同業者同士でも知り合えてよかったと自然と仲間意識が生まれ、お互いの個性を尊重していく。
「疲れるけど終わったときなんか清々しいんだよね。」と出展者さんに言われたことがあったんです。
たぶんその感覚がAcha Acha(アチャアチャ)の魅力を凝縮しているんだろうと思います。
昨年はお子様連れで朝から夕方までゆっくりと一日過ごした方がいらっしゃったみたいです。
当日会場では、そのような関係者・来場者が作り出す“場のエネルギー”の心地良さも、ぜひ体感していただきたいですね。
町でアーティストを育てる
Unsteady Blanket 越谷市在住
プロミュージシャン、アーティストのライブペインティング、ダンスパフォーマンスのメインステージに加え、初心者から経験者まで幅広く募集し、町に暮らす人が主役の「チャレンジステージ」を創ります。
空間装飾と音響をプロがセッティングし、ストリートとは一味違った舞台でのお披露目。
町でアーティストやパフォーマーを育て、そこから活躍の場が広がるきっかけになってくれたら嬉しいですよね。
Acha Acha(アチャアチャ)を通して実際的な仕事に繋がるアクションを起こし、バックアップできたらいいなと思います。
私のしあわせのたね
世代と共に物事も動いていく中で、今よりも幅広い選択肢を受け入れられるようになれば、10年後・20年後の世界も変わっていると思います。
理想の未来は子ども達が自分の力を存分に発揮して、人生を思いっきり生きられる環境や社会。
そしてママ達がキラキラと暮らしている町が良いですね。
今年のAcha Acha(アチャアチャ)のテーマは「しあわせのたねを見つけるマルシェ」。
出展者は一足先に「しあわせのたね」を見つけた素敵な方々ばかり。
皆さんも「自分のしあわせのたね」をみつけにきてくださいね!
-小菅祐加さん プロフィール-
Maisha 暮らしかたコンシェルジュ
しあわせのたねプロジェクト代表
フラット代表
1972年福島県二本松市に生まれる。山形大学農学部生物生産学科卒。埼玉県越谷市在住。
Acha Acha(あちゃあちゃ) vol.4 イベント情報
「しあわせのたねを見つけるマルシェ」
日時:2018年5月13日(日)10:30~15:30(雨天決行・荒天中止)
場所:越谷駅東口ロータリー/越谷ツインシティAシティプラザ2階
https://acha-acha.wixsite.com/event
▼▽▼ LOHAS studio三郷店も出展します ▼▽▼
OKUTAオリジナルアロマを使った「重曹アロマデュフューザーづくりと雑貨販売」を開催。
スタッフ一同心よりお待ちしておりますので、ぜひLOHAS studioブースまでお越しください♪