わんぱくキッズ!成長を見守るお家

お子さまの小学校入学をきっかけに、手狭になったマンションから戸建てへの住み替えを決意されたK様ご家族。居住エリアを変えたくないというご希望から、立地を優先して中古戸建てを購入し、フルリノベーションを行うことになりました。築20年を超える住まいは、昭和の間取りが色濃く残るつくり。そこに「家族みんなが快適に過ごせる空間つくりたい」という想いを込めて、より現代的で暮らしやすい住まいへとリデザインしました。
エントランス

玄関横には、ベビーカーや子ども用の自転車もゆったり置ける広めのシューズインクロークを設けました。棚は可動式になっており、ライフスタイルの変化や収納する物に合わせて自由に高さを調整できるのがポイントです。外で使うアイテムをまとめて収納できるので、玄関まわりがすっきり整い、毎日の出入りもスムーズに。
キッチン

リビングに設けたキッチンには、空間を有効活用できるL型レイアウトを採用しました。壁付けとカウンターを組み合わせることで、調理スペースをしっかり確保しつつ、リビング側には余白が生まれ、ゆとりのある開放的な空間に仕上がっています。料理をしながらでも子どもたちと会話ができるため、家族のつながりを感じられるキッチンになりました。
ワークスペース

浴室の位置を玄関側へ移動することで、LDKの一角にテレワークスペースを設けることができました。
キッチン横には使い勝手のよいパントリーも設置し、暮らしと仕事がスムーズにつながる間取りが実現しました。
キッズルーム

もともと2つに分かれていた洋室をひとつにつなげ、広々とした子ども部屋に。
のびのび遊んだり、勉強したりと、自由度の高い空間に生まれ変わりました。さらに、既存のロフトは“ちょっと特別な場所”として活かすことに。秘密基地のように楽しめるよう、インテリアにもなじむデザインのはしごに変更し、空間のアクセントとしても魅力的な仕上がりになっています。

広くなった子ども部屋には、造作のデスクも設置。兄弟で並んで使えるよう配慮しつつ、将来的には間仕切りをして2部屋に分けられるよう、レイアウトにも工夫を加えています。今はのびのびと、そして成長に合わせてフレキシブルに変化していける、長く心地よく使える空間です。

POINT|可変性を持たせた住まいづくりを意識


主寝室の横には新たに壁を設け、室内干し専用のスペースを確保。
天候に左右されずに洗濯物を干せるのはもちろん、寝室とは緩やかに空間を分けることで、生活感を抑えつつ、使い勝手のよい家事動線が実現しました。忙しい毎日をサポートしてくれる、実用的でうれしい工夫です。
Q|その後の住み心地はいかがですか?

実際に生活してみてとても満足しています。リビングと子ども部屋だけでなく、WIC、SIC、パントリーはほぼ収納扉は作らずに見せる収納にしたので、日々整理整頓を心掛けることができます。特に広めにスペースを取った玄関とSICは子どもたちの成長とともに増えるスポーツ用品とアウトドアグッズを収納するのにとても重宝しています。寝室の物干しエリアは、打ち合わせ当時はあったら便利かな、くらいにしか考えていませんでしたが、デザインと実用性を兼ねた提案を沢山いただき、雨の日には本当に助かっています。
担当インテリアデザイナー
金子 利恵

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愉しくわくわくできる空間をご提案できるよう、日々愉しく過ごしています。
お家にいて楽できる動線計画や収納計画、お家にいて心地よくなるような照明計画、を心がけながら、お客様の笑顔が増える住まいを一緒に創っていければ嬉しいです。














