そもそも、「無垢材」って何?
無垢材とは、使用する形状に丸太から切り出した自然な状態の木材のことです。木ならではの香りと温もりを感じられ、同じ木から取れた材料でもまったく同じものは一つとして無い、「唯一無二」のものができあがります。
長く住む家、できるだけ良いものを使いたいけれど、知識がない・・・そんなお悩みを抱えている皆さまへ、無垢建具の特徴をご紹介します!
①木が呼吸をして熱・湿度を調節!
何枚かの木を接着剤で貼り合わせている合板(ベニヤ板)は、空気を含まないため熱が通りやすく、冬場は木自体が冷え込んで室内を冷やす原因になります。比べて、無垢材は空気を含みやすいため、夏の暑さや冬の寒さを室内に通しにくくなっています。なんと、木5cmの厚さとコンクリート55cmの厚さがもつ断熱性能は同じなんです!
さらに、無垢材は空気中の水分を吸ったり吐いたりして、室内の湿度を一定に保とうとしてくれます。
②無垢材は膨張・収縮する
無垢材は湿度調節のために呼吸をすると、木材の中の水の量が一定ではなくなり、膨張・収縮します。それにより、床との間に隙間ができたり、反りが生じることも・・・
無垢材の中に湿気が増えたり、水をこぼしたまま放置すると、シミや汚れの原因となります。そのようなトラブルを最小限に抑えるために、表面を塗装して保護し、濡れた場合はすぐに拭き取りましょう。
③時の流れと共に美しく
無垢の扉は、板に木目調のシートなどを張った一般的な扉と違い、表面を少し傷つけてしまっても下地が出てくるようなことはありません。仕上げには、木の性能を損なわない国産の塗料「ロハスオイル」を使っていますので、多少の傷であれば、DIY感覚で比較的簡単に補修することができます。
無垢材は、時が経つにつれ、その木肌の色合いを深めていきます。時間とともに美しくなる、経年美化ですね!
④汚れが付きやすい面も・・・
温もりのある空間づくりに最適な無垢材ですが、表面をしっかりコーティングしているものと比べると汚れを吸収しやすい性質を持っています。そのため、塗装の状態や色味によっては、数年かけて手垢汚れが目立つこともあります。
日常的に乾いた雑巾で乾拭きをするよう心がけましょう。
⑤豊富なデザイン・バリエーションから選択可能
室内ドアの場合、4050通り(25種類のデザイン×3種類の樹種×54色のカラー)のバリエーションからお気に入りの扉を選ぶことができます。フルオーダーやトータルコーディネートにも対応可能です!無垢材ならではの温もり感、ヒーリング効果(心と体の健康を回復すること)などにも期待ができますね。
新しいお家を建てたい、今のお家のリフォームを検討している、そんな皆さまからのお問い合わせをお待ちしております!