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【interview】 LOHAS studio×KOMA/オリジナル家具誕生4年目を迎えて



300年後に残る家具づくり-LOHAS studio×KOMAの間で-

2012年4月、LOHAS studio×KOMAオリジナル家具が完成しました。

オリジナル家具誕生から4年目を迎えて、今までは社内でしか公開されていなかった、
オリジナル家具が生まれるまでのストーリーをお伝えいたします。

合わせて、KOMAさんのものづくりにかける想いをお聴きするため、一つ一つの家具が生まれるKOMAの工房へ。
開発当時、LOHAS studio家具担当だった塩野と共に行ってまいりました。

 

Q.LOHAS studioのオリジナル家具が動き出した経緯をお聞かせいただけますか?

亀井専務:もともとはKOMAのお客様が、OKUTAでリフォームしていて、OKUTAへご挨拶に伺ったのが始まりですね。
2010年ぐらいのことでしょうか。世田谷店と練馬店を見させてもらって、自分たちの家具も入れてもらえないかと思って。

挨拶に行ってから1年ぐらいした頃かな、オリジナル家具を作りたいというご相談がありました。
せっかくなので、お伺いする際にいくつか家具をお持ちしたら、大変気に入っていただいて、すぐにスタートしました。


塩野:ちょうどLOHAS studioが北欧デザインに力を入れていこうという時でした。
家具屋さんがデザイン性に富んだリフォーム工事も請け負うほど、業界への新規参入が増え始めていました。
その時のLOHAS studioは、大工さんによる造作家具はあったのですが、家具は弱かったんですよね。

Q.大工さんの造作家具と、家具屋の造作家具の違いは何かありますか?

亀井専務:ちょうど同じときに、奥田会長のお宅をお手伝いさせてもらいました。
キッチン吊戸棚のリビング側造作です。家具屋ですから、手間暇かけて仕上げをしていきました。
同じオイル仕上げであっても、下地に手間暇をかけて、手触りが滑らかになるまで磨いていきます。
大工さんの造作と異なる点はそこかもしれません。

塩野:KOMAさんは、本当に何でも対応してくれるので、助かっています。
とがってるけど(笑)幅広く受け止めてくれるところがいいですね。造形としても美しい家具をオリジナルでも作りながら、
お客様のどんなご要望にも精一杯応えて下さるので、本当に頭が下がります。

 

Q.KOMAさんがお客様との仕事の中で大切にしていることは何ですか?

亀井専務:「誰かのために作る」ってことですかね。じゃないと何にもならないですから。
現場に合わせて作っていて必要なことは、「こういう仕事じゃないとやらない」みたいなプライドじゃなくて意地ですね。
よく“怖い”って言われて(笑)たぶんプライドが高そうに見えるからなんですけど、プライドはいらないと思っています。

必要なのは、「何でも作れる」という意地だけ。オリジナルのラインでやりたいようにやっていますが、
ただ好きなことを自己満足で作ることは全然興味がないし、やりたくもないですね。
「誰かのために作る」ということが大事だし、何よりもお客様に喜んでもらうことだけ考えていますから。
「誰か=使い手=お客様」があっての自分たちの家具だと思っています。

塩野:こだわっていて、でもとても柔軟で、対応力があって・・・
だからこそKOMAさんの良さを一言で伝えることは本当に難しいですよね。
そこが面白いところでもありますが(笑)

亀井専務:メリット・デメリットをきちんと伝えていくことで、価値観は伝えても押し付けないようにしています。
お客様の要望によっては他社をお勧めすることもありますし。
お客様に、KOMAが造ったことでさらに価値がプラスできるような仕事がしたいと考えています。
そこは自分たちが提案し、信頼をいただいて、愚直にいい仕事をしていくことです。

 


Q.オリジナル家具の形はどういった経緯で生まれたものですか?

塩野:最初に一番よく出そうなところで、TV台から作り始めました。
大体のデザインは亀井さんにお願いして、みんなで微調整をしていった感じですね。
LOHAS studioのお客様に多い、ナチュラルな雰囲気にマッチするように、素材はナラ材でお願いしました。
樹種違いで6種の中から選べるようにしてあります。


亀井専務:ナラ材は家具でよく用いられるタモ材よりも固くがっしりしていること。
そして2重に木目が入っていて木肌が美しいことが特徴です。
奥田会長から“丸み”のある形にというご要望をいただき、取っ手から全体の形態に至るまで、やわらかい印象にしました。

 


Q.TIE CHAIR(タイ チェアー)はKOMAさんの“LOVE CHAIR”に通じるやわらかさを感じます。

亀井専務:TIE CHAIRのTIE(タイ)は「結びつく」という意味です。
“LOVECHAIR”同様に一人で座ることも二人で座ることもできます。
LOVE CHAIRは、ただ寄り添うだけではなく、お互いの快適な距離をきちんととることができる椅子です。

TIE CHAIRは、空間と人、家具と人、人と人の関係を、ゆるやかに結びつけるような形になっています。
木の座面は、ちょっとの角度によって座り心地は大きく変わってきます。KOMAの椅子はヘルニアの方にも座ることができたと言っていただき、ご愛用いただいています。椅子は手間がかかってでも、快適に座れるよう、座り心地を特に大切にしています。


Q.オリジナル家具の制作に携わっていかがでしたか?

塩野:もともと家具職人をしていたこともあり、今回は担当を任されました。
家具が大好きですし、関わりたかった分野でもあるので、すごく楽しく携わることができました。

技術的なことだけでなく、何よりも人としてKOMAの松岡社長・亀井専務と一緒に仕事ができてうれしいですね。
やんちゃすぎて困りますけど(笑)だから合うのかな?
自分の課題はオリジナル家具の良さを皆さんに伝えていくことだと感じています。リフォームと家具、近い分野だけど、
全く異なる視点を持っている私たちのコラボレーションは互いを高めることにもつながると感じています。


亀井専務:LOHAS studioと関わって、スピード感の速さには本当に驚きましたね。
×KOMAっていうやり方もすごく良くて、ただこちらが依頼されて作るっていうだけではなく、
一緒に作るってところがあると、こちらも益々頑張ろうと感じます。

お互いに違う業界で活躍することで、互いに刺激をもらいあえる。こんな楽しいことはないと思います。


Q.300年続く家具。LOHAS studioの住まいに対する考えと似ていると感じます。
LOHAS studio×KOMAの“これから”のことをお聞かせください。

亀井専務:300年、本当は1000年続くような家具が作りたいと思っています。
できるだけ長く使って欲しいし、手入れしていくことができるこちら側の体制も育んでいかなくてはと感じています。
職人を育て、今自分たちが作った家具を300年後の職人たちが“昔の奴らスゲーもの作ってるな!”って言いながら
直したり手入れしたりしてくれたら最高ですね!!あと、最近は特に「空間全部で美しくなる家具」を意識しています。
家具だけではなく、家具が置かれる空間や、そこに座る人すべてを含めて“美しい”と感じてもらえる。
そういう空間を魅力的にする力のある家具づくりができたらいいなーと考えています。

 

塩野:確かにそうですね。家具は1点置くだけでパッと空間の雰囲気を変える存在感がありますからね。
LOHAS studioが作りあげる素材にこだわったリフォーム空間に、家具という“彩り”を加えられますよね。

これからは「“直してでも使い続けたいもの”であるか」ということが、
ものを買う時の一つの判断基準になってくるのではないでしょうか。

互いの提供できる価値がクロスして、相乗効果を生み出すような関わり方をしていきましょう。


亀井専務、ご協力いただきありがとうございました!

 




店舗詳細

店舗LOHAS studio

住所 埼玉県さいたま市大宮区宮町3-25
電話番号 通話無料:0120-19-5955 (コールセンター直通:048-631-1111)
営業時間 午前10時-午後6時
定休日 水曜日、第1・第3火曜日、営業時間外にご来店希望の方はお気軽にご相談くださいませ。(電話受付は年中無休(GW/お盆・年末年始除く)となっています)
最寄駅 JR大宮駅東口下車 徒歩約12分
駐車場 駐車場あり

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