【店主インタビュー】自然をおいしく食べるカフェ~「たねの木」さんへ~
LOHAS CLUB Members magazine(メンバーズマガジン) no.56 (※)
「てくてくお散歩MAP-さいたま新都心-」にご登場いただいたお店の店主さんに、
お店のこと、地域とのつながりなど、あれこれお話を伺ってきました◎
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食に向き合い、おいしさを求めたら・・それが”自然派”だった
2014年の10月に与野公園の近くにオープンした「たねの木」さん。
店主の川浪さんは、日替わりシェフの農家レストランや自宅でのお料理教室を経て、
良い物件との出会いもあり、念願のお店を構えることになったそうです。
こだわりの詰まったお料理は、評判が評判を生み、たねの木さんのお料理を求めて、
日々たくさんのお客様が訪れていらっしゃいます。
店名に「自然派食堂カフェ」と書いているので、よくベジ(ベジタリアン)ですか?
ビーガンですか?マクロ(マクロビオティック)ですか?など、聞かれることがあるそうですが、
「私が考える“自然派”という言葉には、野菜だけでなく、肉や魚も含まれています。」と川浪さん。
自然界には動物(肉)も魚も一緒にいるし、健康的に大切に育てられた肉や魚を、
自分も気持ちよく食べたい、自信を持ってお客様にもお出ししたいと考えた、とのこと。
もともと、スポーツをされていた川浪さんには、一通りの栄養学などの知識もあり、
どんな食べ物がどのように体づくりに影響してるかを知り「バランスよく食べる」ということに重きを置いていました。
初めての子育て、そして自然栽培のお野菜との出会い
ターニングポイントは12年前、お子さんの出産を機に出合った、自然栽培のお野菜だったといいます。
無農薬がいい、有機がいい、環境にやさしい、云々と頭から入った自然栽培ではなく、
純粋に「美味しい!」と感じ、こんなに美味しいお野菜をずっと食べていきたいな、という思いから、
自然栽培への興味を持ったそうです。
「自分にとっての“美味しい”がたまたま自然栽培のお野菜でした。」と川浪さん。
家に友達を招いてのおもてなしなども、もともと好きだったこともあり、
だんだんと自分の店を持ちたいと考えるようになったと言います。
ストイックになりやすい性格なんです、と以前の様子を教えてくださいました。
以前は自然栽培のお野菜を使って、マクロビオティックにのめり込んだ時期もあったと言います。
「でも合わなかったんですよね」と当時を振り返ります。
それが「いい」「わるい」ではなくて、もちろん否定するつもりもなくて、
ただただ、「私には合わなかったな」と感じています。
だから今は肉も魚もバランスよく。使う調味料もしっかり選んで丁寧に作られたものを使っています。
●この日のランチはチキンの自家製塩麹漬け。野菜の彩りも美しく、目にも美味しい。
LOHAS CLUB会員様へのお土産に、こちらの塩麹をご用意いたしました。
プレゼントのご応募はマイページからどうぞ。 ※有料会員様限定です。
自然栽培のお野菜は季節に沿った野菜作りをしているので、季節外れのお野菜は基本的にありません。
季節の中で、季節のものを、おいしくいただけること、に気を配りながらメニューを考えていきたい、と教えてくださいました。
「地域とのつながり」や「次世代の育成」にも力を注ぐ日々
今はランチのみなのですが、今後はディナーも少しずつ初めていきたい、と考えているそう。
また、ワークショップも最近は力を入れていて、
ワークショップを通じてお店を知ってもらう機会も増えたと言います。
お店のことを知ってもらうためだけじゃなく、地元に開かれた場所として
「場づくり」にも力を入れていきたい、と話す川浪さんは本当に楽しそうでした。
地域とのつながりや場づくり、といった意味でも、ワークショップの開催や
イベントへの参加は積極的に続けていきたい、と地域に根を下ろす覚悟がうかがえました。
川浪さんがもう一つ力を入れていることは、「次世代の育成」です。
今、サポーター制度というのを取り入れていて、ランチタイムに数時間、お手伝いに来てくれる方を受け入れています。
飲食店で働きたいけど経験がないという方や、
子供がまだ小さく、保育園に入れるほどではないけれども、
少しだけ外の世界と触れ合えるような機会が欲しいという方に、お手伝いに来てもらっています。
お給料はありませんが、時間や日数的な縛りがなく、ランチ付きで楽しみながら来てくださっています。
サポーター制度ともつながるのですが、定休日や夜の時間など、
お店を使いたい!という方への貸し出しも今後考えていきたいと思っています。
お菓子の製造で使ってもいいし、夜だけバーにしてもいい。
キッチンと空間を活かして、上手く活用していただけたらといいな、とこれからの展開も。
お客様の美味しい!が何よりも原動力に
自分のお店を持つって、とっても楽しそうですね!とお伝えすると、
まだまだ毎日をこなすのに一生懸命で、ゆとりをもってお店を楽しむという感じではないですよ~と
おっしゃっていましたが、目がキラキラと輝いて、本当に楽しくお話をお伺いできました。
自分が「美味しい」と感じて、自信を持って提供したお料理を、
出来立ての一番おいしいタイミングで召し上がっていただき、
「美味しい」「また来るね」と喜んでいただけたときが、やっぱり一番うれしいですね、という川浪さん。
これからのご活躍がとっても楽しみです。
今度はゆっくりランチに伺いたいです。
影のヒーロー「あずきのスコーン」
甘く煮たあずき入り!リピーターが多く、出すとすぐなくなっちゃう一品。
酵母
ハーブと水と氷で簡単にできますよ!と教えていただき、ぜひ試したくなった酵母づくり。
ラベンダー酵母は化粧品みたいで大失敗でした・・・と、苦笑い。
トライ&エラーを繰り返しつつ、オリジナルの美味しさを突き詰めていらっしゃいます。
自家製塩麹となめたけ
マルカワ味噌さんの蔵つき麹菌を使った塩麹。
万能調味料の塩麹。お肉も柔らかく旨味たっぷりに仕上がります。
自家製なめたけも、ご飯のお共に、あえ物にと大活躍の人気商品。
LOHAS CLUB会員様へのお土産に、自家製塩麹となめたけのセットをご用意いたしました。
プレゼントのご応募はマイページからどうぞ。 ※有料会員様限定です。
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▼お店の紹介はこちらをご覧ください。
https://lohas-club.jp/shop/saitama/105/
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店舗詳細
店舗自然派食堂カフェ たねの木
住所 | さいたま市中央区本町西2-1-29 |
電話番号 | 048-799-3303 |
営業時間 | 11:30~18:00 (夜営業の場合あり) |
定休日 | 不定休(Facebookやブログ等でご案内) |
URL | http://www.tanenoki.com/ |
最寄駅 | JR埼京線 与野本町駅 |
駐車場 | 無し |