【「漆喰」のお手入れの方法を知りたいです】お客さまのご質問にお答えします!
LOHAS CLUB会員様に年4回送付している会報誌のアンケートにお寄せいただいた、お客さまからのサービスにまつわるご質問やご相談にお答えしていきます。
取り上げるのは「漆喰」に関するご質問。
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Q:「漆喰」のお手入れの方法を知りたいです。
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凸凹で柔らかな風合いが魅力の漆喰壁。からだに優しい自然素材で、アレルギーをお持ちの方や、小さなお子様がおられるご家庭にも人気の建材です。
漆喰と珪藻土の違いは?
同じような「自然素材の塗り壁材」として「珪藻土」があり、「珪藻土と漆喰ってどう違うの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
■珪藻土は植物性プランクトンが化石した堆積物
■漆喰は消石灰を主原料とした、水と砂などを混ぜて練り上げた材料
①固まる力、②調湿効果、③歴史、④見た目に違いがあります。
>>>LOHASstudio世田谷店のブログで詳しくご説明しています
真っ白で光沢ある見た目が特徴な漆喰壁。
いつまでもきれいに保つためのメンテナンス方法をお伝えします。
①普段のお手入れには「はたき」
ホコリなどが付着した場合には、はたきなどで軽く払ってください。
漆喰は静電気を帯電しないので簡単にきれいを保てます。
②表面上の軽微な汚れには「消しゴム」
表面上の軽微な汚れのには、消しゴムを使って漆喰をこすることで汚れを簡単に落とすことができます。階段の壁など、特に手垢などが付きやすい場所に試してみてください。
③消しゴムで落ちない汚れには「メラミンスポンジ」
消しゴムで落とすことができない場合は、少し濡らした状態の「メラミンスポンジ」を使用してみてください。
※注意※メラミンスポンジは研磨作用があるため、漆喰壁を傷つけ、風合いを少し変えてしまいますご注意ください。
③頑固なシミ汚れには「サンドペーパー」
頑固なシミ汚れがある場合は、サンドペーパーを使ってゆっくりと、きれいに削ります。
この時、ピンポイントでシミだけを削ると違和感がでてしまうので、広範囲に行うことが大切です。削った直後は周辺との違いを感じますが、生活の中で色味の違いは緩和されていきます。とはいえ、削ることで風合いの違いは出てきますので、注意しながら行ってください。
④どうしても落ちない汚れには「塗りなおし」
汚れが染み込み、頑固で落ちない汚れが気になる方は、塗りなおしも検討してみてください。
自然素材は丁寧にお手入れをしてあげることで、長持ちします。
無垢床と同じく傷や染みも味となり、年月が経つに連れ、色合いも変わってくるので、経年美化を楽しめます。
是非定期メンテナンスできれいを保ってくださいね。
「漆喰」の補修やメンテナンスをご希望の方は下記よりお気軽にお問合せください。
TEL:0120-19-5955
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