キッチンをきれいに快適に保つための全3回シリーズ、第2弾
今回は「整理・分類のコツ」について、エニアグラムお片付け士®️創始者、お片付けのMakanaco松下先生に聞きました。
エニアグラムお片づけとは?
自身の心理タイプを理解し、タイプに即した片づけ方をする、米スタンフォード大学でも取り入れられている性格分類法「エニアグラム」を導入した片づけ法です。
片付けに取り掛かる前に悩みを整理しよう
あなたはどんなキッチンのお悩みがありますか?
「冷蔵庫に気づいたら賞味期限切れのモノがたくさん入っている」
「小物をうまく収納できず困っている」
「キレイにしてもすぐに散らかってしまう」
こんなお悩みをお持ちでしょうか?
まず片付けに取り掛かる前に、悩みの交通整理をしましょう
①買い方に悩んでいるのか
②収納の方法に悩んでいるのか
また、あなたの理想のキッチンについても具体的に整理してみましょう
①誰が
②どんなキッチンで
③何をしたいか
実践!キッチンにあるものを4つに分けよう
現状と理想が整理できたら、片付けに取り掛かっていきましょう。
キッチンにあるものは大きく分けると4つのカテゴリーに分類ができます。
(1)食品
(2)調理道具(お鍋やフライパンなど)
(3)調理雑貨(タッパーや袋など)
(4)食器
分類ができたら各カテゴリーごとに「全出し」し、さらに4つに分けていきましょう。
①よく使うもの
②たまにつかうもの
③忘れていたもの
④壊れているもの
(1)~(4)の順に行っていくことがスムーズに片付くポイントです。賞味期限という明確なルールがある「食品」を最初に、感情が乗りやすい「食器類」は最後に行っていきましょう。
前回タイプ診断でご紹介した「本能タイプ」さんは、今使っているもの、今使っていないものでしっかり分けられますが「感情タイプ」さんは過去に使っていたものへの判断に迷いやすい傾向があります。「思考タイプ」さんも、もしかしたら使うかもしれないという未来への不安で判断が迷いやすいのが特徴です。
どのタイプでも「捨てる」という概念は一旦置き「今使っているか」「今使っていないか」「忘れていたのか」「壊れているか」という事実だけに目を向けて、分けることが分ける際のポイントです。
教えてくれた先生は
松下 さおり(まつした・さおり)
整理収納アドバイザー1級(最高ランク・CCSゴールド)
整理収納アドバイザー2級認定講師
クローゼットマスター
エニアグラムお片付け士®️創始者
「本質診断であなたに合ったゆるらく5分で片づく仕組みをつくる」をモットーにして整理収納理論×心理学の新しいサービスを提供している。ノウハウだけではうまくいかなかった方へ潜在意識にアプローチするエニアグラム心理学で片づかない原因を分析し無理なく楽に片づく仕組みを一緒に考える伴走者でもある。自分時間を増やし自分の人生自分で作る!そんな女性を増やすことが自分自身のミッションと考えている。